第15回特別事業「岩戸山歴史文化交流館と岩戸山古墳」を訪ねて
事業名:特別事業
日時:令和4年11月12日(土) 13:00~20:00
内容:(1) 九州大学伊都キャンパス構内、車窓からの見学
(2) 岩戸山歴史文化交流館いわいの郷見学
(3) 岩戸山古墳見学
(4) 懇親会「ざうお 本店」
コロナ禍により中断していた特別事業をようやく行うことができました。
まだまだコロナが収束していないこともあり、申込み頂いた方は3名で、あとは同窓会の役員と研究室の学生さんたちからなる少人数のツアーになりました。最初に伊都キャンパス内をバスの車窓から見学して頂きながら、キャンパス内にある遺跡についても紹介させて頂きました。八女市にある岩戸山歴史文化交流館に向かう車中でも、これから見学に行く岩戸山古墳に眠る筑紫野君磐井についての話で盛り上がりました。
岩戸山歴史文化交流館では、館長さんが九大出身ということもあり、館長さん自ら資料や古墳についての説明を詳しくして頂きました。岩戸山古墳は、 交流館の紹介イラストにあるような形ではなく実際には森で、全体の形は分かりませんでしたが、これは、貴重な古墳を損ねることが無いように何十年、あるいは100年くらいかけて少しづつ調査発掘をしている途中であるためだそうです。スナップ写真の背景に見える野原は、古墳の後円部に隣接する「別区」と呼ばれる領域で、古墳が作られた当時もあって何か儀式をおこなった舞台だとも考えられているそうです。
見学を終え、バスにて糸島まで戻り、締め括りに「ざうお 本店」にて懇親会を行いました。古代の歴史に触れることのできた楽しい一日でした。