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名誉会長あいさつ

理学部同窓会 会員の皆様へ

 同窓会会員の皆様におかれましては、ますますご健勝でご活躍のこととお慶び申し上げます。ここに平成26年度版の同窓会名簿第26号を発刊しましたので、お届け致します。同窓会Alumniが強いところは、国の内外を問わず、日々発展しているように思います。わが理学部も平成26年3月ですでに約20,734名の卒業生を世に送り出してきました。同窓会名簿をめくりながら、こんなにも多くの卒業生が様々な分野、立場、場所でご活躍されている(活躍された)のかと、あらためて同窓会の重みを知るとともに、部局長としての重責を感じております。と同時に、この同窓会の縦横のつながりをもっと理学部のパワー増強に生かせないかと思いを巡らせております。

 さて2011年には九州大学は開学100周年を迎え、わが理学部の歴史も70年を超えました。1939年に物理学科、化学科、地質学科が創設され、1942年の数学科、1949年の生物学科の開設で現在の5学科体制が始まります。さらに1953年の理学研究科の設置、1998年に始まる大学院重点化、2004年の国立大学の法人化など、幾多の改組や変遷を経ながら発展充実してきました。現在は、学部教育組織である理学部(5学科;物理学科・学生定員59、化学科・67、地球惑星科学科・48、数学科・54、生物学科・49)、大学院教育組織である大学院理学府(3専攻;物理学・41、化学・62、地球惑星科学・41)、研究者組織である大学院理学研究院(4部門;物理学、化学、地球惑星科学、生物科学。総勢で教授50名、准教授・講師54名、助教・准助教54名)から構成されております。かつての生物科学専攻は現在システム生命科学府として生物科学部門の教員が担当し、また数学専攻は数理学府の中で数理学研究院の教員が担当しております。開設以来、理学部は九州大学の基礎科学の教育研究の中核として大きな役割を堂々と果たしてきましたし、これからも一層の重要な役割、活躍、発展が期待されています。

 前回の報告からこの2年間において、九州大学に新しく設置された基幹教育院への教授6名と准教授1名の異動、大学改革活性化制度による「統合分析・生物化学研究特区」の化学部門への設置及び「統域生命科学研究特区」の生物科学部門への設置、理学研究院が母体となって大学共同教育研究施設であるオルガネラホメオスタシス研究センター及び量子ナノスピン物性研究センターの設置、教育研究国際化推進室の設置に向けた女性枠教員の採用(平成27年3月1日採用予定)、など諸々の新しい取組もありました。さらに、理学部・理学府・理学研究院は、平成27年10月から歴史ある箱崎キャンパスから自然豊かな伊都キャンパスに移転し、教育・研究活動を行うことになります。箱崎キャンパスを去るのは寂しい思いでありますが、伊都キャンパスで,よりすばらしい教育・研究成果を世界に向けて発信し、人間社会の幸福に貢献していきたいと考えています。

 平成24年度版を発行の後、平成25年3月に物理学科の武田信一先生、相良建至先生、篠崎文重先生、地球惑星科学科の伊藤久徳先生、数学科の吉田正章先生、生物学科の野島哲先生、藤木幸夫先生が、定年退職されました。理学部、理学府、理学研究院の教育研究の発展にご尽力いただきましたことに深く感謝申し上げますとともに、ますますご健勝でご発展されますことを祈念致します。

 またこの2年間には15名の先生が転出され、各方面で活躍されております。一方、新たに21名の先生をお迎えすることもでき、新たな理学部、理学府、理学研究院の歴史を作って頂けると大変期待を致しております。

 冒頭にも書きましたように、同窓会が強いところは、国の内外を問わず、日々発展しているように思います。理学部同窓会のご協力を賜りながら、理学部、理学府、理学研究院をますます発展するよう微力ではありますが、努力をする所存です。

 末筆ではありますが、同窓会会員の皆様のますますのご健勝、ご発展、ご活躍を祈念申し上げます。

平成26年12月
九州大学理学部同窓会名誉会長
中田 正夫